先日、にこやかA組の担任と子どもが職員室に来ました。
「園長先生にお願いがあるんだよね…」と、担任。
「ぐるんぱのようちえんを作ってください。」と、お願いされてしまいました。
「ぐるんぱのようちえん」という本を読んでもらったら、ぐるんぱのようちえんに行きたくなっちゃったそうなんです…
「ぐるんぱのようちえん」といのは、ぞうのぐるんぱが、クッキーやお皿、ピアノなどを作るのですが、体が大きいので、とっても大きくなってしまうのです。みんなに、おおきすぎて使えないと言われてしまうのですが、最後に、大きなピアノやお皿、靴は幼稚園の遊具に、クッキーはおやつにすることで、素敵な幼稚園が出来上がる。という話なのです。
その、幼稚園を作って欲しくなったんですね…
願いは、かなえてあげたかったのですが…
「ごめんなさい。ちょっと難しいです…」と、答えました。
願いはかなえてあげられなくて、残念だったのですが、絵本の世界に入りたいという心がとても嬉しくて、素敵だな…と、思いました。
こんな風に、絵本は子どもたちの心に夢や希望を作ってくれるんです。
そんな素敵な世界を、子どもたちと一緒に楽しめることは、とても幸せな事だと思いました。
ファンタジーの世界は、子どもたちが大きくなる過程で、困難にぶつかった時に「〇〇の本の△△も、頑張ってた」と、困難を乗り越える力になるのだそうです。
幼稚園では、良い絵本を沢山読んであげたいな…と、思っています。